「大林組、建設現場にサイバーダイン「HAL」導入」という記事がYahoo!ニュースで流れた。アクティブリンク社の「アシスト・スーツ」をPRしているので、気になって見に行くと、「HAL®(Hybrid Assistive Limb®)は、身体機能を改善・補助・拡張・再生することができる、世界初のサイボーグ型ロボットです。」と書いてある。脳の信号を読み取って動く原理のようだ。脳の指示(意志)通り動かすためには訓練が必要になる。
高齢化社会に突入して、いままで力のあった人が衰えていく。力のない人も現場に入らなければならなくなる。腰痛対策は喫緊のテーマです。下肢サポートの部分を製品化して磨きを掛けて低価格化していけば、将来の自律型ロボットに繋がって行くのだと思う。
大林組、建設現場にサイバーダイン「HAL」導入 – Yahoo!ニュース
大林組に採用された「支援作業用(腰タイプ)」
そのそもアシスト・スーツが気になったのは、工場の中に特定の仕事をさせるためだけに様々な搬送機器を製作している。ボールやコンテナを掴んで、上げて、反転させて投入するだけの機械に人間ひとりが付いて操作している。大きい場所を占有し、一つの作業しかできない専用機より、どうせ操作する人間が居るなら、その人間が動きたいように動き、人間の非力な部分をサポートする機器があれば汎用性があるということでとして注目したのだった。