マイクロ水力発電(管路タイプ)

多くの工場幹部の皆様は、電気料金をいかに下げていくかををいつも考えていると推察いたします。工場の照明をLEDに変えた、モータをトップランナー型に交換した、コンプレッサーの吐き出し圧力を下げた、どれだけ対応しても終わりがない努力をしていかなければなりません。

日本の代表的発電システムは電気水力発電、火力発電、原子力発電、地熱発電、新エネルギー発電(太陽光発電、風力発電)の5種類です。そのなかで発電出力100kW(キロワット)以下のマイクロ水力発電を紹介してみたいと思います。

小水力発電の設置例(荏原商事より)
小水力発電の設置例(荏原商事より)

 

 

 

工場では大量に工業用水を使用していませんか?地下から組み上げた水をタンクに入れて落としているところもあると思います。上の三つの例に当てはまる場合、マイクロ水力発電が工場で出来る可能性があります。

今回は、150A、200Aの管に繋いで発電できる、ダイキン工業のAQUWATT

  22kWクラス 75kWクラス
システム本体 水車部 水車形式 縦型インラインポンプ逆転水車
フロランジ規格 JIS 10K並形
管口径 150mm 200mm
発電機部 形式 永久磁石同期発電機
寸法 高さ 1280mm 面間 936mm(片落菅は除く)
奥行 545mm
高さ 1380mm 面間 1136mm(片落菅は除く)
奥行 642mm
概略重量   500kg 1000kg
システム制御盤 系統連結部 制御方式 自励式、電圧形電流制御  
電気方式 三相3線式
電圧・周波数 AC202V 50/60Hz AC420V/AC440V 50/60Hz
寸法 高さ 1600mm 幅 1000mm 奥行 800mm 高さ 1600mm 幅 1000mm 奥行 800mm
概略重量 500kg 600kg
※管口径が異なる場合は、片落管で接続可能

 

また東芝プラントシステムの200Aからのタイプになります。

Hydro-eKIDS の仕様特徴

装置選定表

[イメージ] 装置選定表

※基本的な機種選定は本表によりますが、範囲外になる箇所でも適用範囲に近い(大きく適用範囲を外れていない)箇所で有れば、主要部品の変更により適用できる場合がありますので、流量・落差を調査の上、お問い合わせページからご相談下さい。

構造

[イメージ] 構造

標準寸法

[イメージ] 標準寸法

機器概要
L型 適用流用 1.0~3.5m³/S
有効落差 2~15m
出力 10~200kW
外形寸法 4600L×1600W×2500H
入口側取合口径 1350A
出口側取合口径 1000A
M型 適用流用 0.3~1.4m³/S
有効落差 2~15m
出力 5~100kW
外形寸法 2050L×1110W×1700H
入口側取合口径 600A
出口側取合口径 600A
S型 適用流用 0.1~0.3m³/S
有効落差 2~15m
出力 5~25kW
外形寸法 1260L×600W×1000H
入口側取合口径 300A
出口側取合口径 300A
S3型 適用流用 0.03~0.13m³/S
有効落差 2~15m
出力 1~10kW
外形寸法 800L×550W×900H
入口側取合口径 200A
出口側取合口径 200A
S3C型 適用流用 0.025~0.13m³/S
有効落差 2~30m
出力 1~20kW
外形寸法 1200L×550W×900H
入口側取合口径 200A
出口側取合口径 200A

 

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