最近、立て続けに特定ユーザー向け型番で見積も出なかったことが続きました。
管理が甘いメーカーは、見積が出た後で、特定ユーザー向け型番で見積が出来ないと言って来ることもあります。
一般製品と前の型式は同じだけど末尾に特定ユーザー向けの記号を割り当てていることが多いようです。
慣れているメーカーのものであれば、特定型番ですとすぐ分かります。
特定ユーザー向け型番には、二種類あって、
①セットメーカー(装置メーカー)とメーカーが仕様を決めたもの
②最終ユーザーがメーカーと打ち合わせて仕様を決めたもの
どちらもユーザーがOKすれば商流は変えられると思いますが、
いままでの商流の了解を得なければならないのでとても面倒くさいので、
メーカーから特定ユーザー向け型番ですと言われたら
「はい、分かりました。」と言ってそれ以上は追求しないようにしています。
昔は図番があるものを売上欲しさで、
メーカーの地方の担当に図面を引いて貰って別の図番を割り当てて商流を変えたりしていましたが、
そういうことに対してメーカーの社ルールも厳しくなりました。
たまに標準品なのに、特番を付けるというやり方はまだまかり通っているかもしれません。
過去に特番を付けてユーザーに見積を出して他の商社に取られたことがあります。
大変な思いをして見積もりを出しているのに、
他の商社から黙って買うような所とお付き合いしたくはありません。
ですから、いまはそんなことはしません(^.^)
できるだけオープンにお付き合いしたいです。